2021年 初鑑賞のフランス映画Top10

AquilaNoll2

昨年のコロナ禍からフランス映画鑑賞の趣味を復活させ、2021年は74本を観ました。そのうち、初鑑賞は73本。その中から、良かった&気に入った作品のTop10です。


*偏った好みの人間の感想です。他者&素人の戯言として御容赦ください。
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10. 快楽の漸進的横滑り
アラン・ロブ=グリエ監督作品は、“良く判らないけれど惹かれてしまう部分”と“すみません勘弁してくださいという部分”が混ざっているのですが、当作品は全社の割合が大きく自分にちょうど良い塩梅となっていました。


9. ロルナの祈り
2021年、初めてダルデンヌ兄弟作品に挑戦。次も観たい次も観たいと6作品鑑賞したのですが、Top10を作ると一番良かった当作のみランクインでした。すべての作品が安定して良かったのですが、大のお気に入りとはならない感じのようです。


8. パリ、恋人たちの影
フィリップ・ガレル監督の2015年の作品。21世紀にヌーヴェルヴァーグの雰囲気がある映画を見つけ衝撃を受けました。映画自体が好みか?ストーリーは好きか?というの抜きで、もうその衝撃だけで堂々のTop10入りです。


7. エヴォリューション
鑑賞前に映画の内容を知るのが好きでないので、観てしまった映画。雰囲気と映像描写は自分好みではありません。ストーリーや設定も何だか良く判らないとも言えます。一方で、映画の中の世界は完全に作られていて素晴らしいです。好みの雰囲気だったら歴史的名作。好みでないのに年間Top10に文句なく入ってしまうという怪作です。


6. フェリチタ
7位のエヴォリューションとは逆で、こちらは完全に自分の好みということで選んだ作品。ストーリーも雰囲気も、主演の監督の娘さんも全部良かった。


5. グレース・オブ・ゴッド 告発の時
事実に基づいた話が、ドラマとして非常に良い映画となっていました。フランソワ・オゾン監督に期待する内容みたいなものが自分にあり、当作はそれとは異なるかもしれませんが・・・円熟した監督が良作を作り、黙らさせられた感じです。


4. 奇人たちの晩餐会
イメージしていた内容と異なり少し退屈しそうと思いきや、途中から笑ってしまうことの連続に(そうなるように作られた映画に)感服。人を見下すことの卑しさを思い知らされ、主人公の改心に気分が晴れた後のオチも良かったです(笑)


3. エール!
Top3は非常に悩みました。当作の最後、主人公が両親のために手話もしながら歌を歌うシーンには非常に感動。なんて素敵な作品なんだろうと余韻に浸らせてくれた映画でした。もちろん、それで十分なのですが。それ以外の部分の印象が少な目だったので3位としました。


2. ローラとふたりの兄
主演はリュディヴィーヌ・サニエだし、好きなフランス映画のどストライク。ありえない設定や押し売りの感動でなく、普通の人の普通の話(もちろん、映画なので多少普通でないかもですが)が丁寧に作られていて最高でした。その分、感動もあるけれど&そこが好きなのだけれど映画全体としては淡々とした印象となり、インパクトから2位としました。


1. 英雄は嘘がお好き
ストーリーも映画の作りも申し分なし。主演がメラニー・ロランなので、さらに良さがプラス。そして彼女の初コメディ作品で普段とは違う感じが、さらにさらに良さがプラス。ごくごく最初の部分を除いて、一気に惹きこまれ最後まで楽しく観れた=映画全体が良かったという印象。故に、この作品を年間ベストとして選びました!