4≠Q:最終準備

AquilaNoll2
同じアパートの友人にお別れの挨拶をしようと思い
彼の家のベルを鳴らす。
『明日、ストラスブールを出発するんだ。もし良かったら、
 明日の電車の出発の時間までお邪魔していい?』
と、いきなり泣きそうな声で話しかける迷惑な客・・・

いや、しかし。突如やって来たこの気持ちわ、
(何で、今までならなかったんだろう???)
ちょっと経験した事がないくらいのもので。
意味もなく叫んでみたり、部屋の中ででんぐり返しでも
したくなる程なのだけど、幸い自制する力わ残っていた。
ストラスブール最後のケバブを、しっかりと味わおう。
と気合いを入れて食べた所、ケバブを包んでいた
アルミホイルを噛んでしまい、頭にきたので・・・
でんぐり返ししようかと思ったけど、これまた自制する。

で、アパートを明け渡す最終準備。
コツコツと準備して来たつもりが、やる事盛りだくさんで。
かなり減ったはずの本が、やっぱり重くてかさばる・・・
苦戦しつつ、目処が着いたような着いていないような
出発12時間前・・・。
ってゆーか、さっき買ったお酒がかさばるんだよ。
出発記念に飲んでしまえ!!!と半ばやけくそになって
お土産を飲んでしまう事に。午前1時。『ャ塔b!!!』
という近所迷惑な音と共にお酒が飛び出して来てびしょ濡れ。
とある映画の中のシャーリー・マクレーンのセリフを
呟いてみようかとも思ったけど、聞き手がいないのでやめる。

留学中ずっと書いて来た日記を読む時間もなく。
ストラスブール最終日版の気合いを入れた日記を
書く時間もなく。焦り、不安と言った気持ちだけが存在し
この1年間を振り返る事がうまく出来ない・・・
けど。案外それで良いのかもしれない。

帰国して。皆に留学の話をする事で、この変な気持ちを
別な気持ちに返還出来るような気がします。